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2019/08/25

facebookの仮想通貨Libraと国家財政の関係は

facebookの登録数は27億人だそうで、ユーザー向け仮想通貨Libraを発行すれば、世界最大シェアの貨幣です。そこでドル、ユーロ、ポンド、人民元、円などを廃止に追い込み、世界統一通貨のグローバル化を夢みる声も出てきました。

ただ世界で100人中およそ100人が誤解しているのが、現代貨幣の機能です。Libra側が例外的に理解しているかは不明です。貨幣は各国の中央政府が発行権を持ち、自国民を富ませて飢えさせてを、財政で自在にさじ加減でき、偶発の自然現象ではありません。景気は人為的だとの事実も誤解されやすい。

誤解した例で、積極財政を放棄して人類最長のデフレ不況で中産階層を貧困化させた日本でさえ、異次元金融緩和なる「財政出動なき国債発行」で、日銀当座預金に一般銀行の融資準備金を積み上げました。リフレ政策と称する勘違いですが、方法が間違いでも内需を上げようと動いたのは確かです。

もし世界通貨で一本化すると、これもできません。納税義務とセットの自国通貨がない国は倒れます。特定民族を滅ぼす立場に立つ業者が新たに出現します。今その立場にあるのは英米の老舗銀行による、ディープステートと陰で呼ばれる国際金融コンツェルンとされ、それも崩れるかも。

Libraが各国通貨を駆逐すれば、国民生命をコントロールする国家財政テクニックが消えます。つまり世界統一通貨は宇宙人からみて、地球人の人口調節法になる理屈です。穀物メジャーと石油メジャーが質に取られるはず。

国境を越えた統一通貨といえばユーロで、EU本部の財政出動が一応は存在しても、加盟国ギリシャは財政破綻しました。自国通貨ドラクマを捨てたヒラのプレイヤーとなり、ドイツに借りたユーロを期限までに返せなかった。日本が原理的に絶対に破綻できないのは、自国で刷った円を自ら借りる模範的な内需国だから。
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