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2019/09/16

制作時間をとるには日本の景気を上げないといけない

Yahooニュースなどに、社会批評のコラム記事があります。記事の長文が粗末な時があり、多いのはタイトル詐欺。内容が事実誤認や浅慮、まとまらない論理や結論ありきの強引も、よくあるパターン。読者の意見コーナーに批判が集まります。

「読んで損した」「プロがこれでは困る」「金がもらえていい身分だ」「時間を返せ」。しかし執筆作業の裏に回れば、時給40円などです。推敲を重ねても報酬は変わらず800円。時給80円に上げようと急げば、細かい手は入れられません。文章づくりはそんなに簡単ではないから。

普通の本や雑誌の役目は、もちろん情報伝達です。書店で市販される本の大半は、比較的正確で独自色もあり、ていねいに推敲されて読ませどころが多い。ところがネット文章の大半は、情報伝達が目的ではないのです。

検索会社のサイト巡回ロボットプログラムに分析させ、検索候補の上位に出る順位獲得が目的です。アクセス広告とアフィリエイト収入が目的で、無料で読める代わりに内容が虚偽でもかわまない理屈です。悪人の個人情報を出すと別人だった名誉棄損事件もその論理であり、炎上させて消し逃げする方法です。

ネットの作文は、ネットの既存情報を言い換えるパクリ仕事が主流です。よく似た文書が複数目につくのはその形跡も多く、パクリの連鎖が貧困ビジネスになっています。もしオリジナル文をつくるなら、執筆者は素人でなく各分野の専門家に限られ高くつく。そういう文もネットにありますが。

絵もまた、オリジナルは手を入れる時間の大きさで、ものになっていきます。試しに描いて「なかなかうまくできた」と思っても、後で見返すとたいてい全然だめだと感じるもの。それは自分が日に日に上昇するからで、いったん飽和したといえるまで、ゆっくりでなく急いで自己投資するのが得策です。
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