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2019/09/25

消費税の増税反対は正しく、反対理由は全くの間違い

消費税に反対する人の、反対理由が間違いだらけです。反対という結論は正しいのに、反対理由が違っています。「経済停滞したせいで国が予算不足だから、財源の捻出に増税が必要になる。でももう庶民の生活も会社経営ももたないから、三たび延期して欲しい」。

この反対理由はおかしい。本当に国税金額イコール予算なら、増税は不可欠です。「このまま全員死ぬぐらいなら、増税して半分死ぬ方がまし」の文脈で言うなら、増税しか選べない理屈だから。この議論の焦点は、いったいどこにあるのか?。

焦点は、財源の捻出がそもそも関係ない話だということ。国税の機能は物価の安定です。イコール通貨価値の安定です。専門用語でインフレ抑止。国税は国のサイフづくりではない。税金は財源だという発想そのものが、完全にイカレています。

生活苦を言うと話がそれています。そこで為政者の擁護者はネットで攻撃します。「生活苦は甘えであり、納税しないやつは消えろ」と。現に消そうとする者が次々現れます。障がい者施設の19人刺殺もそれ。犯人はデマの国税財源論を信じきり、口減らしを手伝って国に貢献した手柄のつもり。

お金は経済産業の血液にたとえられます。金満で物が売れすぎる超インフレなら、血の気が多すぎるから抜き取る。それがマネーストックを回収する増税です。逆に金欠でみんながお金を惜しむデフレは貧血だから、抜く量を減らす減税に加えて、別途輸血も行います。その輸血が政府財政出動です。今必要なのはこれ。

車でいえば増税はブレーキであり、給油ではない。今やるべきは、大幅減税と大幅財政出動です。それだけの話なのに、貧血を放置して奪い合いの陳情と政治献金を続けています。他国はセオリーどおり造血して経済力を伸ばし、そのお金で日本の土地や企業を買いあさっているのに。
→【アートの本格解説】消費税と芸術はどちらが簡単な話か
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