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2019/10/12

日本の企業人の働き方がダラダラする原因は何と政府

日本はダメだ論に、因果の逆転が目立ちます。国内のオフィスをみて、「こんなにダラダラと仕事をしていたら会社は伸びるわけもないし、国内経済が落ちて不況になっても当然でしょ」。もっともらしいこの観察は間違いです。国内経済を落とす政策を受けて、ダラダラした順序だから。因果関係が逆。

政府の特殊な思想により国内経済が落ちました。「緊縮財政」は貨幣発行の停止、「消費税」は貨幣回収の促進。貨幣削減でみんなのサイフが軽くなるから、お客は商品やサービスを買わなくなる道理。こうして需要が減れば、供給を減らす以外にない。会社でハッスルして増産したら、人が余り自分か同僚がクビになる。

デフレ時代に民間にできることは何もなく、生産調整では打開できない簡単な原理です。「日本はもう物があふれた飽食で、消費は伸びない」の指摘は現実と合いません。台風で電柱が倒れて電気が止まった千葉県は、なぜ困り果てたか。各家庭が別荘を持たないからです。予備がない。

みんなが何でも持っていて、もう欲しい物は何もないという指摘はウソ。物余りで買わないのではなく、お金がないから買いたくても買えない。自転車も1万円ではなく、8万円のが欲しい。アルミ製27段変速。全国が金欠で需要が細いのに、供給は過剰だから、社員はブラブラ手を抜きます。役不足の飼い殺し状態です。

今、日本一周旅行する日本人はわずかです。国内を見てもつまらないからでなく、旅費がないからです。買えない物、できないことだらけ。60号の絵など家庭で考えもつかない。国民の体験が少なく、技量が低い時代の到来か。もう物はいらないよという声は、イソップのブドウです。

大事なのは量が売れること。大勢が多く買える金回りが先決です。人口が多い国は内需国として国際政情で崩れにくい理屈。日本はその強みを放棄して、輸出中心の小さな北欧国を目指して貧困化させ、これは脱アジアコンプレックスの害なのか。サマータイムへのあこがれと根はいっしょ。
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