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2019/11/05

EU内の勝利国ドイツは2020年にどうなる|通貨発行権と自治権がない

情緒的にEUを理想郷と感じる人が日本に多く、ブラックな内部に気づかないのは、国内の報道がそこを常に省くからです。そのためイギリスが脱出したがる動機を、日本では理解が困難です。気まぐれのポピュリズムだと、軽く考えやすい。

情報を片寄せて国民をあやつる教育効果といえますが、EU加盟国の人はブラックに気づき始めています。理由は事情通がインターネットで暴露するからと、暮らしが現に悪くなっているからです。世界的な隠しごとのひとつは、通貨発行権という昔からある概念です。

各国政府が自国通貨を発行する制度は、日本でもあまり知られません。知らない証拠として、財源不足だから消費税増税したと多くが思っています。財源不足は通貨発行権がある国には起きないから、笑い話です。税収不足なら通貨を追加発行するのが現代文明です。その時必ずデフレなので、副作用のジレンマが生じない。

もし故意に自国を倒すなら、マネーストックを削る逆走か、だぶつかせる暴走の二つです。ところが統一通貨ユーロのEUは、自国を倒す自殺行為がやりにくい半面、傾くと補整ができません。通貨発行権を捨てたギリシャは、お金を増やす調整ができなくて倒れたわけです。倒れた罰で文化財を外国に売ったらしい。

国際決済銀行をバーゼルに置くスイスがEUに入らないのは、顧客情報の開示阻止と軍事の永世中立以外に、通貨発行権と自治権の温存です。ところがEU加盟国なのにイギリスなど9カ国は、ユーロでなく自国通貨のままです。通貨発行権が全国民を裕福にする仕組みに詳しいブレーンが、英国政府内にいるわけです。

ドイツのメルケル首相が移民を無制限としたので、イギリスは脱出。そのドイツは微妙な立場です。リーマンショック以降景気減速が目立ち、不安定なイギリスより経済成長率が低い。優勝しているのに成績はビリ。メルケル首相の党はまた選挙に負け、反グローバルへと向かう揺り戻しが進みます。
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