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2020/04/16

第二次世界大恐慌となるコロナ騒動|令和から第三次世界大戦へ

1985年の五カ国プラザ合意で、完全変動為替の円高と日銀の公定歩合引き上げから、日本はバブル時代へ入り好景気にわく8年間でした。が、バブル前夜のテレビはある現象をとりあげ、一部の国民はある本を読みました。

テレビが話題にしたのは、カラスルックと呼ばれる黒いファッションでした。これは本来は不況の予感なのです。好景気に並行して黒が売れました。ひそかに読まれた本は『大恐慌』でした。1929年にアメリカで起きた株価暴落で、世界が超デフレ不況から恐慌となった事件でした。その記録書です。

第一次世界大戦の賠償支払いで困ったドイツでナチスが台頭し、周辺国へ侵攻して第二次世界大戦へ。昭和恐慌で円を刷り立て直した日本は二・ニ六事件から、ソ連対策でインドネシアの石油をめぐり日米開戦へ。原爆まで直行。大恐慌から1945年まで、株が発端で世界の人口が激減しました。

その大恐慌以来の世界同時不況が、コロナで起きているデータがあります。GDP下落予想ですが、肺炎と所得減の飢餓の死者数は未知の領域です。91年前はウイルスのない恐慌でした。日本から出るデータは粉飾で信用されず、評論家も英米の大手金融会社など海外のデータを頼っています。

他国と違い、日本のみ悲惨な制約があります。刷れば必要なだけ増やせる自国通貨を刷らない宣言です。働いてかせぐべきお金を無料で配る棚ボタだと、財政規律に照らして商道徳に反する理由です。食えない庶民は自己責任で列車に飛び込めと。この特攻玉砕の思想の根に、ある偽書が隠されています。

偽書では、日本は国債発行額でとっくに財政破綻し、円が紙くずになっているはずです。現実は世界一強い円のままです。財政の仕組みを無視した偽書に肩入れするなら、今からでも日本が崩壊してくれないと『ノストラダムスの大予言』に終わる理屈です。ジャパン・プロトコルふうのミステリーが進行中です。
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