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2020/05/20

小中高校と大学を9月入学へと構造改革|コロナのショックドクトリン

新型コロナの緊急事態宣言の前の3月に小中高を休校にしたから、入学式は遅れています。児童や少年少女は4月入学ができなかったから、この機に日本の教育制度の4月入学をやめて、9月入学へ変更する案が政権内で走っています。

これは著書『ショックドクトリン』を絵にかいたような手法で、新自由主義経済とグローバリズムの定番、移民促進の一環です。すなわちドイツや中国など、主要国の一部が9月入学制なので、日本をそれに合わせて留学生を招いて、授業料収入減へ手当てする目的と言われます。大学が多すぎる問題。

主要国というのがミソで、実はアメリカは9月入学ではないのです。それでこれはサマータイム願望とそっくりで、日本らしさを捨てて世界の型にはめて同グループに入るという、往年の舶来信仰の延長だとやはり疑われます。

高緯度のみ有効なサマータイム制と同様に、9月入学も結論は出ていました。新入社員を受け入れる企業の本音です。海外の大学を卒業した国際人材を採用する際、4月入社の日本人と時期がずれる現状が、事務の繁雑化を防げて好都合なのだそうです。

異なる文化圏の別民族をわざわざ日本の型にはめて改造する意味もないから、同時に一律に扱うメリットもないという。日本の入学時期を変えても、国民の利は皆無で第三者が儲かるだけという、いかにもショックドクトリンなのです。

「色々あるのを削減して統一しよう」というグローバリズムは、美術では否定されています。統制すれば失うものばかりだから。しかし美術にさえ、多様性をうたう羊頭狗肉で粒ぞろいへ整理する、不寛容の内圧が生じます。日本の大学がやるべきことは、何月でも入学できる態勢の工夫でしょう。
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