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2020/06/12

新型コロナパニックで人の本性をみたという記事|消費税増税の影響下

今日のネット記事で驚いたのは、新型コロナの特別定額給付金10万円が、全国で38パーセントが給付済みという進行の遅さです(直後のラジオ報道では35.9パー)。一カ月の生活費としても微妙な低額だから、元気づけと精神変調やパニックをおさえる機能なのに、イマイチ果たせず。

別の記事は、コロナ自粛で身近な人の性善と性悪をみせつけられた話題です。誰が神で、誰が悪魔なのかが露骨にわかったという。それがコロナ前の人柄やイメージと一致せず、他人の隠されていた内面を知るや、喜びと幻滅に動転したという意見が多数集まっています。

そしてやはり目立つのが、「日本人はこんなに性格が悪かったのか」という新発見と、落胆した深さです。ギスギスしてがめつく、自己中で排他的で、意地悪で差別的で、人間不信に陥ったような意見が多い。これを機に、絶交、離婚、転職に動いている報告も寄せられています。

しかし少しだけ、日本人擁護を加えたい気にもなります。バブル時代には日本人の人柄はもっとよかったのです。今のこの傾向はマイナーでした。1995年の阪神淡路地震の当事者は、そうギスギスしていませんでした。自己責任なんていう、他人をとっちめたり切り捨てる流行もなかったのです。

するとインターネットの普及が国民の性格を悪くしたと早合点しやすいのですが、日本を決定的に暗くしたのが1997年の消費税増税でした。国税はそもそも財源ではないし、消費税は格差拡大の副作用を除けば、主目的は消費をやめさせ、経済縮小させてデフレ化する政策です。生活レベルを下げて、貨幣価値を守る原理です。

法人税減税の穴埋めと、輸出企業への還付金が動機の消費税を「高齢化時代の福祉の財源」と偽ったせいで、国民は高齢者や障がい者や子育てママを敵視し始めて、23年前に日本人の分断は約束されたのです。分断ぶりは2000年頃の2ちゃんねるにも記録され、今もアーカイブされています。
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