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2020/07/14

命の選択と優生思想と日本フェイク財政問題|嘘で国民パニックが発生

昨年の衆議院選挙で比例区に立候補した金融思想家が、「命の選択が必要」と唱えた動画を出したそう。それがテレビで報道されたらしく。若者を守るために高齢者に消えてもらう主張と受け取られ、不届きだから除名しろという騒動だそうです。皆で意見を出し合おうという声もあります。

意見を出し合いたい理由は、コロナ騒動の中で命の選別が隠れた民意を形成したからでしょう。「国の限られたお金では、国民の全員は守れないから、誰を優先して誰を切り捨てるか」という、ネットに時々みかける生命に優先権を設定する議論のことです。

これと重なるのが「コロナで傾いた企業は不良だからつぶせ」式の政界にある主張に対して、国民が半分納得している企業選別問題です。しかしどちらも前提が全くの勘違いなので、今すぐ議論しても成果はないとわかっています。

勘違いはここ。「国の限られたお金」。真っ赤な嘘。円、JPYというお金は閣僚と財務省職員と日本銀行が、東京都心で自由に発行できます。多すぎたら自由に回収できます。お金の増減は中央政府の胸三寸です。その原理を無視した、総量一定とする思想を財源論と呼びます。前提がそもそも、悪い冗談なのです。

「芸術は写実の精度」と定義して、芸術論を語る無意味さみたいなもの。大前提がフェイクなので、語れない作品だらけです。高齢者が困っていても、若者が貧困で進学できなくても、円を追加発行すれば解決し、発行量が巨額なほど経済成長して右肩上がりになるだけの話です。「選別が必要な時代」がそもそも妄想です。

皆が心得た大前提があべこべだから、知恵を出し合っても悪知恵ばかりでしょう。国民はお金を限られた資源だと勘違いしたまま、給付金におびえ、回収される覚悟という始末です。税金で国の支出をまかなう虚構を共通認識としたまま、優生思想をどう思うかを語り合っても時間の無駄です。
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