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2020/09/10

大阪都構想とイギリスのブレグジット|ショックドクトリンの住民投票

大阪都構想はイギリスのブレグジットと近い時期に住民投票が行われ、結果は逆に出ています。二つはよい結果が出たといえます。なぜかといえば、両方とも新自由主義経済とグローバリズムをやめて、地元住民を従来の正攻法で裕福にする方向で投票結果が出たから。

イギリスは二度投票はしませんでしたが、大阪は一回きりの宣言を破って振り出しに戻しています。やり直し投票は11月1日です。コロナ禍が火事場で取り込み中なのを狙うわけです。どさくさのバタバタの中で大きい決めごとを通す手法が、言葉が定着してきたショック・ドクトリンです。

ショック・ドクトリンとは、日常の落ち着いた時なら反対される案件で、大災害や大事件の直後に賛成を取りつける常とう手段です。新自由主義の政商のテクニックとされ、判断停止してそれどころでない心理状態を悪用します。若者を熱狂させて住民投票する、ナチスの手法として歴史本によく出てきます。

前回の大阪都構想の住民投票では、大阪都を総務省が名乗らせない可能性と、正体が大阪市の政令指定都市返上と解体だとは、やはり伏せられました。政令指定都市から落城すれば、府があてにする市の税収は投資減で減るのだから、素人プランに多くが首をかしげたものです。

イギリスが反対多数でEUに残ることが、大阪市が賛成多数で都構想へ進むことと、なぜ同じなのか不思議でしょう。その二つこそが、新自由主義経済とグローバリズムという、デフレで経済縮小を強める貧困化促進だからです。

日本人全般が都構想もブレグジットも、核心を語れない理由も明らかです。日本がコロナ以前にデフレ不況が23年目に入っていた理由と同一だからです。何か芸術に言及する時みたいに、根っこの前提が終始ずれた構造になっています。

→ 大阪都構想の対案を簡単に
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