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2020/10/16

特別定額給付金の二度目はない?|お金の本質に疎い国民は反論できず

コロナ禍で倒産と死亡が増えてきた日本で、「特別給付金の二度目はない」と財務大臣が公言しました。ネットの批判意見をみると、今も国民は全く勘違いしていることがわかります。国民の言い分はあくまでも「貴重な税金ではあるが、今は国民の手に送り返すべきだ」と間違った論法なのです。

お金の本質は債権と債務の記録情報です。ゴールドやダイヤモンドのような、手にするお宝グッズとは違います。国民がそこを飲み込めずにいる最大の理由は、世代によって社会科の教科書に真っ赤な嘘が書いてあるからです。

なので「もらえばありがたいが、財源の残りは大丈夫か」という心配は不要です。アメリカでは、大統領の命令で国民に毎月仕送りしています。金庫のあり金を減らす苦汁の決断なんかではなく、連邦準備銀行が追加のドルをデジタル発行します。追加です。追加。経済停滞で減った分以上に増やす。

お金を新発行する概念を、日本人だけが全く理解できずにいます。自分の銀行口座に10万円入って自分が喜べば、どこかに10万円を失って泣いている人がいるから、返さないと叱られる勘違いの妄想です。人命よりお金を守る困った国民性です。

この感覚は、画家には起きにくいのです。画家が個展を開いて、前とは作品が全て異なっている場合です。「在庫がこんなにあったのか、それともどこかから借りてきたのか」とは考えず、「本人が新たに制作した作品ね」と考えます。追加の新造です。これがお金の発行に近い感覚です。合計の個数が増えている。

しかも政府が国民に渡すお金は、財務省証券という打ち出の小づちによる円の新発行です。これに近い美術は、刷り足せば増えるジクレー版画ですが、紙幣ではなくキーボードのテンキー操作で生むデジタル数字のみだから、絵画サイトやSNSへの画像アップに近い。現代のお金は電子空間でのヴァーチャル決済です。
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