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2020/12/19

写真とCGはパソコンが2台は必要になる|作品データ画像の保全

パソコンディスクの故障へ備える話題から10日後あたりに、早くもランサムウェアに感染しました。いわゆる身代金要求の不正ソフトですが、ウイルスをばらまかないマルウェア型です。スパムメールやネットサイトに仕組まれたトリガーで、サーバー配信で攻撃してきます。

横同士の感染がないタイプは専門家の分析も遅れます。今回のマルウェアは、拡張子txt、doc、xls、pptなど事務系以外に、psd(フォトショップ)、dwg(オートキャド)なども消滅させます。原理的に元のデータには修復不能です。

対策は繰り返してきたように、ネット用と制作用の複数態勢です。美術作家はパソコンを2台は用意し、大事な写真データやCGデータは、ネット接続しないパソコンだけで扱います。海に出る漁船に、資産が入った金庫を乗せない理屈です。

加えて前回触れたシステム復旧アプリがあれば、ハードディスクの中身を消されても早く元どおりに戻せます。また作品データはDVDやブルーレイなど光ディスクにも複写しておき、水没しても助かる備えが必要です。それら周辺機器は、以前よりずっと高性能で手頃価格になっています。USBメモリは長持ちは無理です。

前に制作用パソコンだけ感染しました。ブログソフトのテンプレートを探した作業後の感染で、配布された圧縮データに仕掛けがあったのかも知れません。あの時は引き離していた別ハードディスクとUSBメモリから複写データを戻して、少しだけ喪失しました。

キャンバス画は500年残っても、デジタルデータは消滅する確率が高いので、現代の文化記録の課題になっています。酸性紙問題と似て、デジタル画は未来に消えてしまうと言われてきました。DVD-RWディスクなどをまとめ買いして複製を多めにつくり、分散して保管すれば当面は安心です。
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