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2021/02/05

ゲームストップ株で空売りファンドと個人投資家が団体戦|世界の不正

1月30日に起きたアメリカのゲームストップ社株の売買事件が、日本でも報道されました。ロビンフッドという証券会社のスマホアプリで個人が徒党を組み、下がりきっていた株価を爆上げして、機関投資家に大損させた事件です。

ところがゲームストップ社株を下げたのは、ファンドと呼ぶ投機会社の空売り作戦でした。空売りとは現物を持たない者が借りて高く売り、投げ売りする群集心理で下がった後に、買い戻して貸し主に返して差額を儲ける際どい売買手段です。

この事件についてアメリカ民主党と共和党とも、議員が業界の不公正を是正するよう意見しました。株の不公正とは何か。株取引所と証券会社による金融資産の売買は、個人が参加しても損するようルールを歪めてある問題です。

日本でも耳に入るのは、株価操作の禁止です。ところが厳禁は個人投資家だけで、機関投資家の一種大口ファンドは操作し放題です。個人が犯せば摘発され、機関は逆に行うよう推奨されているのです。個人を釣り、資金を呼び込むグルという構造だから、故意に値動きをつけます。一理ある。

アメリカで先に問題になったのが、ファンドの売買プログラムサーバーを証券取引所内などに置く優遇です。超高速回線に加え物理的距離も近づけ、何万分の一秒速く後出しジャンケンで勝ち、個人投資家に常に損をさせ続けるハイテク技術です。一理もない。ちなみにファンドのAIは一秒に最大10万回売買できるとか。

それで若者たちがSNSでしめし合わせ、愛着のあるゲームストップ株を買いで対抗し、500ドル以上だったのが2.5ドルに落とされていたのを、480ドル以上に上げ、空売りファンドに報復したのでした。イカサマにイカサマで対抗して。アメリカでも弱者のみ罰して幕引きにするかが注目されます。
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