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2021/02/11

日本の老害の構造に世界が関心を持ってきた|女性は会議が長い?

元総理大臣の「女性がたくさん入った理事会は時間がかかる」発言は欧米でも報道され、味方する関係者が多い奇妙さも続報となっています。発言の背後に「委員会が男性だけの会議なら話は早い」という共感でもあるのかも知れません。

経験則では、会議はトップの意向や鶴の一声で決まり、セレモニーに終わりがちです。それに対して女性がある割合加わると、疑問を言い出したり反対の見解で会議が紛糾するなどが起きました。女性がお客さんで終わらないと新風が吹いて上向く傾向。

起きる停滞を迷惑と受け取るのは、会議が結論ありきで形骸化している場合も考えられ、概して独裁的な会議で起きる現象です。日本は上意下達の社会なので、裸の王様がイエスマンを引き連れる運営が比較的多くみられ、既定路線が長年固定していることがよくあります。

テレビの討論番組でさえ、特定のプロパガンダに向かっています。都合の悪い声を編集で消したり、生番組なら突然CMを重ねたり、司会者がすかさず話題を変えて封じ込めるのも日常的です。言わせて叩くのではなく、言わせないようにするのが日本式だと、世界が勘づいたのかも。

元総理しか人材がおらず代わりがいない理由は、部下の活躍を上が阻止するから。まともな企業はその破滅を嫌い、だから下位の者も早く現場に出して訓練し、世代交代に備えます。20世紀末に流行したISO9001もその方向でしたが、当該組織はそれとは違うらしい。

組織が衰弱する原因は全て同じで、権力と能力の逆転です。それで権力者は部下に大役を与えず、能力を腐らせ新陳代謝を食い止めて、自らの延命を図るわけです。一般に言われる老害の構造は、美術でもかつて散々に言われました。
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