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2021/10/19

絵画通販サイトを作ろうと考えています|ドイツ側に置くのがミソ

今「絵はがき日本へ」という「アフター巣ごもり」の企画で、コスト計算しているところですが、そうして動くと別の企画も思いつくのが常です。絵画通販サイトの新設です。日本側に置いても買うお客は少ないので、ドイツ側に置く案です。

ならば、ジクレー版画という手があります。従来のアウトプットはジャパン・フェスティバル・ベルリンが中心でしたが、通販に取り替えれば在庫を持たずオンデマンド式で成り立ちます。今できている作業の範囲で、ドイツ国内に通販できないかという。

他との差異化は、マネージ・アンド・プロデュースの延長で、作品選定と編集を我々がサポートします。膨大で希薄な品ぞろえにしないことが、一番大事です。既存の通販店で登録作品を見ると、置かなくてよい作品がけっこう混じります。セルフ登録だからか。

「世界が日本にどんな絵画を求めるか」と関係なく、何でも突っ込んだ通販では、本命作品が埋もれてお客の目にとまる確率が下がります。前線の現場からフィードバックなしには、あてずっぽうすぎて相手国の感覚と距離ができるでしょう。

課題は、サイトの宣伝です。ドイツ側のドメインに置き、ドイツ語か英語サイトにするのがよく、その部分にマネージャーが必要でしょう。日本と違う部分もありそうで、まとまった外注費は無理なのでやっている業者もいないのでしょう。

セルフ登録ではないから、画質の個別ばらつきは解消し、作品を厳選して買い手に近づける可能性を高められるかもと狙っています。仮に一作家二点のみジクレー化するなら、どの作品かに見当をつけていただくと、開始も早いでしょう。
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