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2022/03/21

グローバリズム時代が終わる事件続き|コロナとロシアウクライナ戦争

日本の「失われた30年」と呼ばれる、人類史上最長の不景気は、緊縮財政と消費税が原因です。なぜ今も続き33年目なのかは、それが原因と認めない未練がましさが原因です。未練がましさの基盤の思想が、新自由主義とグローバリズムです。

新自由主義とは、政府の役目を縮小して市場原理のみに従う経済理念で、金本位制に近似的に運営します。国の経済成長を下げて衰退させ、デフレ不況を強めて格差を拡大します。福祉の切り捨てと選民思想をとります。今の日本もこれです。

「ゆりかごから墓場まで」の福祉国家イギリスがまず壊され、日本人もあこがれるスウェーデンも壊され、民営化と採算性重視の理想で突っ走ったのが新自由主義。コストカットという名の経済縮小が顕著で、日産自動車のゴーン元社長もその顔役でした。

新自由主義の反対語がケインズ主義で、政府の役割を大きくして、国民全体の所得を上げるやり方です。1960年代の所得倍増論の内閣がとった方法がこれ。その逆に大勢を貧困に落とす財政手法が新自由主義で、グローバリズムとセットです。

グローバリズムは国境をなくし、人・物・金の移動を自由にして、地球上の民族も文化も宗教も混ぜて薄めてシャッフルし、ボラティリティーを極大化させます。「ボラティリティーが大きい」の意味は、ジェットコースターの落差が大きいみたいなもの。波乱と不幸がグローバリストのカネになる。

このグローバリズムが、コロナとロシアウクライナ戦争で終止符を打ったのです。「世界はひとつ」は無茶と国際社会は知り、国境の意味を知りました。戦争の下地は異民族の融合策だった。「混ぜるな危険」は人間だった。ブレグジットで国境を再構築したイギリスは今回もまた予見者となりました。
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