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2022/05/06

ロシアと日本の90年代の転落と幸福度|新自由主義と世界戦争

1989年のベルリンの壁崩壊後に、世界は自由経済の資本主義一辺倒になり、しかし幸福度は落ちました。原因は「新自由主義経済」「グローバリスム」が弱肉強食だからです。日本なら自助や自己責任など、公が民を見放すネグレクトがそれ。

ソヴィエト連邦がロシア連邦へコンパクトになった後、西側の国際金融資本はロシア国内の資源の利権を巻き上げました。ソ連国営企業を民営化させ株式上場させ、安値で国際ファンドが買い集め、支配権を得た株主資本主義です。

現場労働者を賃下げしてワーキングプアへ落とし、少数の資本家が富を独占する方式。ロシア国民は自由経済のビギナーとして保護されず、欧米のハゲタカファンドに食い荒らされ、不幸に落ちました。プーチン擁護論とは無関係に、西側が東側を食い物にした事実はあります。

西側が富裕化し東側に差をつけたのは、1980年代からの新自由主義経済ではなく、1960年代以前のケインズ主義経済の時です。日本でいえば所得倍増論で、要するに自国通貨の発行量を二倍に増やす正論でした。新自由主義はそれを阻止する。

日本の「失われた30年」は、1989年の消費税導入以降に経済がボロボロに壊れた国難です。1989年に日経株価は史上最高値3万9千円近くを記録し、今は7割程度に下落。日本もロシアに並び、新自由主義で国力をそがれた一人です。

日本の郵政民営化も、値上げとサービス悪化とローカル切り捨てとGDP減になり、だまされた国民は思考停止したまま。ドイツ展でも作品送料が変に上がり、デフレ下のスタグフレーションを2014年(消費税8%化)に先取りしました。今はロシア戦争で、スタグフレーション第二幕です。
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