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2022/09/15

日本が戦争に近づいてゆく|アフターコロナは世界大恐慌後に酷似

日本の新型コロナ騒動は、我々も参加したジャパン・フェスティバル・ベルリン2020最終日の6日後の2月1日。コロナの経済低落は1929年の世界大恐慌の再来を思わせます。1930年代に世界各国で貧困救済が遅れ、ファシズムとナチズムが台頭し世界大戦となった流れです。5~8千万人が亡くなった二次大戦。

コロナ恐慌で戦争が見えてきました。日本も戦争へ向かっています。先日、与党の副総裁が戦争の可能性を初めて記者会見して、しかし世間の反応は小さく。主要な背景は「失われた30年」。海外宗教に財産を取られ家庭崩壊した少年が、成人してジョーカーとなり元総理を暗殺した、すさんだ社会もそう。

亡き元総理の「日本はお金を増やせ」派は失墜し、「お金を減らせ」派が全権掌握しました。重税で暴発したフランス革命の前夜に似てきました。日本の低賃金は、仕事ができない人の増加ではなく、お金の量を故意に削減しているからです。政府の通貨発行額が、企業の賞金総額になる理屈です。25年間減らして死者続出。

貧困化を進めれば国民は荒れ、押さえ込むためにファシズム、全体主義へと向かいます。最近になって話題の本が、ハンガリー出身の米経済学者カール・ポランニー『大転換』です。市場経済が個人を分断させ、大規模戦争へ至るメカニズムの書です。ただし戦争はすでに始まっていますが。

ウクライナと台湾の次が日本という確実な流れの中、故意にミリタリーバランスを弱めた日本です。自己責任論で自殺する女性が増えすぎた、この不穏な空気で国民に好戦傾向がみられ、国家てんぷくに期待する心理もじわじわと広がっています。ジョーカー予備軍も増え、怪事件が多い。

今後日本を救う人が現れブームになれば、その人は日本を徹底破壊するはずです。ポランニー以外の何人もが同じ結論を出し、同じヒトという生き物である以上は、歴史の必然をたどるはず。というわけで、いつか三次大戦を美術展のテーマにしましょう。
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