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2022/11/18

増税ラッシュに皆も納得してはだめ|税金は財源でないと知ろう

日本の税金は誤解のデパートで、まず国民の皆さんは国費は国民が負担するのだと思い込んでいます。それならアメリカのトランプ+バイデン大統領がコロナで経済縮小した時、なぜ減税してドルを国民にばらまいたのか説明できません。アメリカでは金利上げで話題沸騰しても、財源を調達する話題は聞きません。

この現実をよそに、日本だけが「税金は財源だ」で逆回転し、「失われた30年」と欧米から呼ばれ、25年のデフレ不況です。税金が財源だの認識だと慢性的に金欠になり、「腹が減って食べる肉は自分の背中から切り取りなさい」と身を斬る改革に向かいます。

「吸う空気は、吐いて用意せよ」。へびが自分の尻尾を食べ空腹を満たす方式で、体重が増えず成長しません。日本だけのこの混乱は、お金を物体ととらえる誤認に由来します。アメリカやイギリスやドイツの財政への評論も間違え、一例はドルが紙くずになる予言です。

ドルの発行のしかたは、まず米政府がドル国債をデジタル発行します。次に国債を連邦準備銀行FRBでベースマネーに変換し、増えた政府預金分を担保に市中銀行へ指示すると、店頭で国民の預金口座に数字を入力するだけ。お金の正体は紙でなく情報です。何となくNFTアート的なイメージもあります。

アメリカがドルをばらまき「国の借金」(Government debt=政府負債)2300兆円を3100兆円に増やした事実が報道されません。意味が日本で理解されず、増えた800兆円を米国民は払わされると、日本の論者は笑います。笑う方が間違い。

思い込みが堅固だと、間違ったストーリーで解釈されます。典型が美術鑑賞であり「美術は美しい」の間違った前提で、日本の美術は市場形成できずにいます。その話に行く前に、美術は可処分所得が育てるので、経済成長が絶対条件です。
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