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2023/04/12

ローチョコレートと有機農作物|ブームは通貨発行量の増大が起点

『ジャパン・フェスティバル・ベルリン』の姉妹企画『ジャパン・フード・フェスティバル2019』に現地スタッフが出展した時、出し物の「ロー・チョコレート」を知りました。ローとはデジカメ画像の「RAWデータ」と同じで、無加工のピュアな状態を意味します。

ドイツではオーガニックやヴィーガンも流行っており、日本にも原点回帰的な食品があるのか調べました。しかし日本は、逆の安かろう悪かろうの方がブームです。緊縮財政で経済低落させた実質賃金低下で皆サイフの余裕がなく、フェイク食品や高農薬や遺伝子組み換えに追い風が吹く不況が26年。

地元スーパーの農家直送コーナーに並ぶ野菜果物と、有機栽培のコーヒー豆に終わりました。日本の伝統食品はどれもにせ物が幅をきかせて、しょうゆは塩水に着色して風味を後付けしたフェイク製品で、味噌は発酵を省略した安物ばかり。納豆も危険な化学処理残留物質を含むという。

買っていたしょうゆもにせ物とわかり、最近探して買えたのは本醸造のしょうゆです。いつも買う製品の2.75倍の価格ですが、地元の原料だけの本物製品です。味はまろやか。本物ブームはバブル前の1980年代から日本で開花しましたが、その頃の空気を感じました。

今は正反対で偽物の天下。バターやチーズに至っては、国産品を根絶やしにして、輸入率を上げる密約があるらしく。国産を絶滅させて外資に主導させる、つなぎの受け皿役がコオロギらしいのです。養殖で遺伝子組み換えが前提でもあり、児童に餌づけする目的で学校給食に混ぜる予定とされます。

早く緊縮財政を積極財政へと正常化して、国債償還用の消費税を廃止し政府負債を正常に増やせば、日本経済は右肩上がりに戻ります。食料自給率も上がりロー食品も増えます。だからこそ日本を復活させるまいと、通貨発行を阻止する圧が強い。ドイツはその圧を受け、跳ね返しての自然食ブームなのでしょう。
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