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2023/06/28

日本経済が一気に回復するかは国民の理解度しだい|夜明けは近い

美術から手を引き撤退するアーティストが増えているのは、来るインボイス制度に家計をつぶされる以前に、海外から「失われた30年」と呼ばれる経済衰退が、もう34年も続いているせいです。緊縮財政と消費税増税による通貨削減でみんなの所得が減り続け、みんなが買い控えてGDPが低いまま。美術を買う客もまた貧困化。

日本の失墜に日本人は自虐反応を示します。働く効率が悪いのが原因だと誤認し、働かない高齢者や障がい者への迫害ブームとともに、仕事のトロい社員を企業から排除して、国からも取り除いてやれば、日本は生まれ変わるという妄想が広がっています。若いリーダーたちは安楽死のアイデアを出し合っています。

終身雇用と年功序列と福祉を確立し、“トロい仕事”の社員が活躍した1970年代に、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』で世界にイノベーションを轟かせた日本です。少し前に、平成日本の失墜原因がカナダの教科書に載り、能力の高い国民を実証した上で、これは政治の失敗だと断定しています。

日本人も失政で国が壊れたとは思っていても、原因の指摘は常に逆さまにひっくり返っています。ひっくり返っているからこそ、老人ホームでの暗殺や養護施設への襲撃事件にそれ続けているのです。その根底にあるのは、お金の正体の誤認です。貨幣観が根本から間違っています。

カナダの教科書は内政干渉を避けて具体的な失政を書いていませんが、YouTubeに説明が急増しています。「日本経済の失墜と貨幣論の誤謬」の内容が急に拡散し、うまい説明が次々と登場しています。1分弱のスマホ動画はスピード理解に好適。

急に広まった原因は、国会で議論になっているからです。超高学歴の面々がこれほどだまされ続けて大勢の生命財産を奪った現実は、まるで「地下鉄サリン事件」を連想させます。こうしたカルト的な奇妙な奔走が起きる国だという、これも他国の教科書に載っていそうな。 → 消費税という名称は、あなたをだます目的
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