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2023/12/22

ザ・クリスマス・ソング|一番好きな曲によくあがる音楽の決定的秘密

日本人は無宗教が多いと言われますが、実際には仏教の概念が日常の中に多く入っています。なので世界からみると日本は仏教の国とされ、奈良や京都のお寺巡りは日本を知る入り口として定番の人気です。

ところが仏教には神や偶像やヒーローがなく、宇宙の原理と人間の心理との関係を解くヒントを多く用意した体裁になっています。それで教義や戒律の原理主義なども起きず、ゆるやかな流派や団体があるくらい。生け花の世界とやや似ているかも知れません。

聖徳太子の時代に対立した神道とも両立し、さらにキリスト教も定位置を確保できているのです。定位置はクリスマスです。12月中旬に日本国民は、かつて実在したキリストなる人が中東で活躍して、当時の宗教の入り口を広げようと苦心した物語に触れます。

クリスマスといえば連想するものは日本では「ツリー」「サンタクロース」「プレゼント」「ケーキ」が浮かびますが、「クリスマスキャロル」の入り口を広げた「クリスマスソング」も大役を果たしています。広く経済的にも。

近年のオムニバスCD盤には『きよしこの夜』などに混じって、ロック系のポール・マッカートニー『ワンダフル・クリスマス・タイム』が含まれます。しかし世界で一番広く愛された曲なら、ナット・キング・コール『ザ・クリスマス・ソング』が定番でしょう。カバーバージョンがとても多い。

ジャズ歌手のメル・トーメがボブ・ウェルズと作詞作曲。ジャズ曲は深みが違う。庶民の幸福をテーマに、アレンジはオーケストラが重厚な影差す音を入れてきて、さわやか路線と一線を画すもの。芸術の極意も感じさせます。

→ Nat King Cole - The Christmas Song
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